TAIKEN
鹿部町
浜のかあさん地元料理体験
おいしくて楽しくてためになる料理の時間

函館市の隣町で、道南を代表する名峰・駒ヶ岳が南西に広がる鹿部町。羅臼町、登別市と並んで、北海道では3カ所しかない間歇泉(かんけつせん)があり、温泉施設も点在しています。それと同時に、四季を通じて多彩な海の幸に恵まれていることもこの町の魅力。地元漁師の「かあさん」たちに楽しく教わりながら、前浜でとれる新鮮魚介を使った家庭の味づくりに挑戦しちゃいます。

私たちが体験しました!

写真左立崎 美由紀さん Miyuki Tachizaki
旭川出身。山を中心とした風景写真の撮影が趣味で、道内各地を訪れたが、鹿部町は今回が初めて。「普段の料理は大ざっぱ」といい、自宅では煮物を中心とした和食を作ることが多いが「料理のしかたは大ざっぱ」だそう。
写真右鶴賀 絵里さん Eri Tsuruga
函館生まれの札幌育ち。「気が向いた時だけ」パンやお菓子を作るのが好き。ちょうど魚のさばき方を学びたいと思っていたところで、今回の体験参加はグッドタイミング。時間があれば、地元の食を楽しむ旅に出たい。
  • 道の駅として生まれ変わった
    しかべ間歇泉公園

    100℃を超える温泉が勢いよく吹き出す間歇泉が見ものの「しかべ間歇泉公園」。2016年3月には道の駅として登録され、地元の家庭料理が楽しめる食堂や、前浜で揚がる鮮魚の直売、それらを使った惣菜を扱うショップなどを新設、鹿部および道南のみやげ物もさらに充実したスポットとなりました。敷地内にはバーベキューコーナーや温泉熱を利用した蒸し釜があり、肉や魚介、まんじゅうに、七飯産の王様しいたけといった食材を物産館で購入した人は自由に利用することができます。

  • 間近で見れば迫力満点!
    温泉パワーを実感する間歇泉

    充実したおみやげコーナーの奥には、間歇泉公園への入口が。「せっかくですから、料理体験の前にちょっと見学を」と鶴賀さんと立崎さん。

    きれいに整備された公園内には足湯もあります。間歇泉が吹き上がるまでの間、さっそく足を浸して2人とものんびり。足を拭くタオルを無料で貸し出してくれるのがうれしいですね。

    そのうちに、噴出口から上がっていた湯気が多くなり…出た~! みるみるうちに温泉が15メートルもの高さまで噴き上がり、そのパワーに圧倒されます。「予想以上にすごかったね!」と顔を見合わせて大興奮。噴出間隔は12~13分おきということなので、次は間歇泉を囲む「眺望の館」から間近で観察。「何度見ても飽きないね」なんて言ってるうちに、かあさんたちを待たせていることに気づき、大急ぎで体験施設へと走る2人でした。

  • 木材の風合いを活かした外観で、恵山国道の向こうに広がる海の風景とも調和している
  • 約500リットルという相当な湯量が1回に吹き上がる。間歇泉公園の見学は入園料が必要で、大人300円、小・中学生200円、幼児無料
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  • 「なんも気楽にやればいいしょ」
    かあさんたちの気さくな笑顔

    この日、私たちを迎えてくれたのは、ホタテ漁師の妻で自ら2トン車も運転するというあさちゃんと、昆布漁師の妻でアヒージョなどの洋食も得意なとしちゃん。漁協女性部から10人ほどが交替で、道の駅にある「浜のかあさん食堂」の運営と料理体験の講師を担当しています。「みんな父ちゃんの理解があるから続けられるの」と、あさちゃんがニッコリ。

    敷地内にある体験・研修棟。料理体験が行われるのはこちら!調理設備が整い、40人まで受け入れ可能
  • 今朝とれたてで新鮮そのもの
    本日の食材とご対面

    春はカレイやホタテの稚貝、夏はタコ、秋はホッケにカジカ、サケ、冬はスケソウダラなどなど、とにかく食材が豊富な鹿部町。朝、前浜でとれたばかりの魚介を使うので、日によって素材も献立も異なります。今日はタラコ昆布巻き、ガヤの煮付けを調理し、イカ・真ツブは新鮮なままお造りに。エビはここならではの温泉蒸しで楽しみます。

    この日の食材。地元で「ガヤ」と呼ばれるエゾメバル、真ツブ、鹿部産無着色タラコ、沿岸の固有種・白口浜昆布、真イカ、甘エビ
    真ツブの殻は厚いので、手加減ナシで叩くのがコツ。殻から出てきた貝がまだウネウネと動いていた!
  • 調理スタート!楽しくワイワイ
    手取り足取り(!?)時にはワイルド(!!?)

    早摘みの柔らかな昆布で鹿部産の大きなタラコをクルクルと巻き込む昆布巻きからスタート。ガヤはウロコを引いて頭と内臓を取り、真ツブはハンマーで豪快に殻を叩き割ります。「そこは思い切りやっていいよ」「そうそう、うまいうまい」。教え上手、ほめ上手のかあさんたちのおかげで、だんだん慣れた手つきに。

    丸ごとの真イカはハラワタを抜いて胴と脚に分ける。「これがいつもうまくいかなくて…」と言っていた鶴賀さん。あさちゃんが「ここを押さえて」とアドバイスするとスルッと抜けた!としちゃんに教わった立崎さんも、皮がキレイにむけて満足気。胴を刺身にして余ったゴロとゲソは、としちゃんがおいしそうなゴロ炒めにしてくれました。

    右)真ツブの殻は厚いので、手加減ナシで叩くのがコツ。殻から出てきた貝がまだウネウネと動いていた!
    左)「お造り用に切るときは好きな細さでいいからね」とかあさんたち。盛り付けも「キレイにできたね」とほめてくれた
  • ここでも活躍!温泉のチカラ
    100度の蒸気でおいしくなあれ

    新鮮な甘エビの殻むきは、身が殻にくっついて意外と大変。プリプリと見るからにおいしそうで、「むいたらそのまま食べてごらん」と、言われるままにつまみ食い。温泉蒸しは敷地内の専用コーナーで。せいろに置くだけの簡単調理だけど、ふっくらと蒸し上がって素材そのもののおいしさが際立ちます。

    床下に温泉が引いてあり、せいろの中は約100度の高温。甘エビなら2分程度で蒸し上がる
  • これが「家庭料理」って
    鹿部の漁師さん家がうらやましい

    すべての料理がそろい、「いただきます!」。味付けはかあさんたちにお任せしたから間違いなし。食事しながら会話も弾み、おいしさが倍増します。「普通の家庭料理なんだけどね」「若い人が来て、いろいろ覚えていってくれるのはうれしいよね」と、あさちゃん&としちゃん。おいしくてためになり、おなかもいっぱい。お得すぎる料理体験でした。

    この日は道南産のブランド米・ふっくりんこをガス釜で炊いたご飯と、ガゴメ昆布の味噌汁も付いた。かあさんと一緒に自分たちでつくった料理はおいしさもひとしお
協力してくれたのは、鹿部町漁業協同組合女性部あさちゃん(左)&としちゃん(右)
浜のかあさん地元料理体験
住所
茅部郡鹿部町字鹿部18-1
電話番号
01372-7-5655
アクセス
新千歳空港からクルマで約3時間30分/函館空港からクルマで約1時間
人数
2~40名(1週間前までに要予約)
所要時間
90分
料金
1名 3,000円
休み
10~3月の第4月曜(祝日の場合は翌々日)、12月31日~1月5日

ほかのまちでも、料理体験で遊ぼう!

  • 専門店で本格的なかまぼこづくり

    紋別市 かまぼこづくり体験

    昭和5年創業の老舗かまぼこ店の体験工房で、地元で揚がったスケトウダラを主原料にしたオリジナルのかまぼこづくりが体験できます。トッピングは日替わりで5種類。完成したかまぼこは、その場で食べてもお土産にしてもOKです。

    出塚水産
    住所
    紋別市港町5丁目3-23
    電話番号
    0158-23-2012
    料金
    一般 600円
    期間
    通年(要予約)
    休業日
    なし
  • 越冬ジャガイモで郷土食をつくろう

    ニセコ町 雪中いも堀り&いももちづくり

    ニセコエリアは北海道でも指折りのジャガイモの産地。秋に収穫したジャガイモを雪の下に埋める「越冬ジャガイモ」を掘り出して、北海道の郷土食「いももち」をつくります。いももちを焼くときに使うバターも手づくりします。

    ニセコアウトドアセンター
    住所
    虻田郡ニセコ町曽我138
    電話番号
    0136-44-1133
    料金
    一般 5,076円
    期間
    12〜3月 ジャガイモがなくなり次第終了
    休業日
    なし
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