各地 撮り旅シリーズ大地が美しく彩られる季節。
短い北海道の秋を見逃すな!

駆け足で過ぎてゆく北海道の秋の、美しい瞬間たち。
カメラに収めたくなる絶景があなたを待っています。

ドラマチックなシーンがいっぱい!
秋の「撮り景」を魅了する北の大地。

本州よりも一足早く山々が美しく彩られたり、冬を前にして小さな命たちが躍動したり、秋の北海道には思わず息をのむような瞬間があります。ここでご紹介する「撮り景」スポットを参考にして、とっておきの一枚を撮りに来てください。短いからこそ輝く感動のシーンを、アルバムに飾りましょう。

feature

  • 荒々しい断崖絶壁の岩肌を彩る、
    神々が描いたような極彩色の紅葉。

    その昔、アイヌの人々が「カムイミンタラ(神々の遊ぶ庭)」と呼んだ大雪山のふもとにあり、道北エリアの観光の中心となる層雲峡。石狩川に沿って約24kmにわたって連なる渓谷は、紅葉スポットとしても有名です。例年9月下旬から色づきはじめ、10月上旬に見頃を迎えます。ダイナミックな断崖絶壁と色づく紅葉のコントラストはここだけの絶景!

    【撮り景スポット】
    層雲峡/上川町
  • 手つかずの自然が残る秘境の湖で、
    心静かに紅葉と向き合うひととき。

    津別町にある「チミケップ湖」は、知る人ぞ知る紅葉の名所。山奥の深い森に囲まれた湖はとても静かで、まるで時間が止まったような神秘的な雰囲気に包まれています。紅葉シーズンには、色づいた木々が澄んだ湖面に映る絶景を落ち着いて撮影することができます。ここを訪れるなら、湖のほとりにある小さなオーベルジュでのステイもおすすめです。

    【撮り景スポット】
    チミケップ湖/津別町
  • 紅葉の時期に札幌を訪れたら、
    秋の色に染まるキャンパスへ!

    JR札幌駅から約10分の北海道大学。そのキャンパスは一般にも開放されており、一年を通して多くの観光客が訪れますが、秋に札幌へ来たらぜひ立ちよってほしいのが、10月下旬~11月上旬にかけて見頃を迎えるイチョウ並木です。東西約380mも続く黄金色のトンネルは絶好の撮影ポイント。イチョウ並木の状況は、大学サイトでチェックできますよ。

    【撮り景スポット】
    北海道大学のイチョウ並木/札幌市
  • 川面を飛び跳ねるサケの姿に、
    命のいとなみの輝きを見る。

    産卵のために生まれ育った川を必死で遡るサケの姿も、秋の北海道の見所のひとつ。登別市のお隣・白老町を流れるウヨロ川は、そんなサケの遡上が観察できるスポットです。命をかけてウヨロ川上流を目指すサケたちを撮影しやすいのは、9月中旬~11月下旬の晴れた日の午前中。この時期に登別温泉を訪れたら、ぜひ命のきらめきを見に行ってみてください。

    【撮り景スポット】
    ウヨロ川/白老町
  • 早朝の秋の空を埋めつくすマガン。
    大迫力の「ねぐら立ち」をパチリ!

    石狩平野の田園風景の中にある「宮島沼」は、毎年春と秋にマガンなどの渡り鳥の中継地になります。早朝にエサを求めてマガンが一斉に飛び立つのが「ねぐら立ち」です。9月下旬から10月中旬にかけて、最大6万羽を越すマガンが飛び立つ迫力満点のシーンを撮影することができます。マガンが夕方に沼に戻ってくる「ねぐら入り」も一見の価値あり!

    【撮り景スポット】
    宮島沼/美唄市
  • 美しい釧路の夕日が輝きを増す秋。
    世界も認める美しい1枚を狙え!

    世界三大夕日のひとつに数えられる釧路の夕日。中でも、釧路川河口付近にかかる「幣舞橋」は夕日の名所です。空気が澄み、橋の上にある四季の像の間に夕日が落ちてきれいに映える秋がおすすめのシーズンだそう。ベストショットを撮った後は、幣舞橋のたもとに建つ「釧路フィッシャーマンズワーフ MOO」で、釧路の海の幸を堪能するお楽しみもありますよ。

    【撮り景スポット】
    幣舞橋/釧路市

GUIDE

詳しくはこちら

層雲峡観光協会
www.sounkyo.net/
チミケップ湖(津別観光協会)
www.town.tsubetsu.hokkaido.jp/06kanko/
国立大学法人北海道大学
www.hokudai.ac.jp/
NPO法人ウヨロ環境トラスト
www.shiraoi.org/trust/salmon/
宮島沼水鳥・湿地センター
www.city.bibai.hokkaido.jp/miyajimanuma/
幣舞橋(釧路・阿寒湖観光公式サイト)
ja.kushiro-lakeakan.http://com/things_to_do/3688/