冬 道北 南富良野町 寒くて楽しい冬の森へ出かけよう！
ウインターアクティビティ in 南富良野

北海道の冬を気軽に楽しむなら、まずはスノーシュー（西洋式かんじき）がおすすめ。難しい技術は必要ありません。ブーツにスノーシューをセットしたら、ただただ歩くだけ。靴では埋まってしまうふかふかの雪の上だって、どんどん歩いていけます。ガイドと一緒に、道もないところを気の向くままに歩いていると、あちこちに動物たちの痕跡が。厳しい環境で生きている動物の営みを追っているうちに、あっという間に時間が過ぎてしまいます。

スノーシューでの森の散策と、おいしいものづくり体験を組み合わせたツアーも人気を集めています。スノーシューを履いたら、雪原が広がるフィールド内の秘密基地「コタ」まで、ガイドの案内でのんびりと向かいましょう。森の木々の息吹を感じたあとで、バームクーヘンづくりにチャレンジ。炭火でゆっくり、じんわりと年輪を重ねていきましょう。あたたかい飲み物と一緒にほおばる、できたてのバームクーヘンの味は格別です！

ふわふわの雪の森を駆け下りるアクティビティとして注目のスノーシューダウンヒル。リトル・トリーのスノーシューダウンヒルフィールドは、パウダースノーで有名なトマムスキー場です。スキー場内のリフトを使って上り、あとはスノーシューを履いて一気に下りるだけなので、体力に自身のない方でも気軽に参加できます。勢いあまって、雪の坂を転げ落ちるのも最高に楽しい経験。大人も子どもも、全身雪まみれになって遊びましょう！

夜の森は、昼間とは違う魅力に満ちています。そんな夜の冬の森を探検する「ナイトスノーピクニック」は、ファミリーにもおすすめのアクティビティ。スノーシューを履いてランタンを持って、夜の森を散策しましょう。綺麗な星空の下、静まりかえった暗い森では夜行性の動物たちが活発に動く気配が感じられます。山小屋に着いたら、冷えた体にうれしいホットチョコでひと休み。ホットワインも飲めるので、大人にもうれしいプログラムなのです。

アウトドア活動が盛んなニュージーランドで楽しまれている「トランピング」とは、自然の中を歩くことそのものを楽しむこと。この冬からスタートする新しいウインターアクティビティ「スノートランピング」をご紹介します。使うのは、スノーシューよりも行動範囲が広い、スノートランピング専用スキーです。雪原を歩くのはもちろん、滑走面にシールを貼り付けているので急な上り坂も楽に登れて、下りはすいすい滑り降りることができます。

トランピングでは目的地を定めないことが多いのですが、ランチ付きの体験メニューなので、森の中にある秘密の山小屋（HUT）を目指します。歩きながら、焚き木を探すことも忘れずに。HUTに着いたら、薪ストーブに火を入れて調理スタート。ソーセージを温め、ワイルドなホットドッグとあたたかいスープ、そしてスモーク（燻製）づくりにも挑戦します。さあ、ワインと一緒に、楽しい山小屋ランチパーティの始まりです！

冬の北海道は天候に左右されやすく、仕入状況などによって料理内容が変わることもあります。どんな料理になるか、それも含めてのお楽しみに。