秋〜冬
道北
美深町
自作の板で雪上サーフィン!
スノートイ(雪板)づくりに挑戦
スノーボードの原型ともいわれるスノートイ。
世界にひとつだけのMYボードづくりを楽しもう!
- 「道北クラフト&プレイ」でも人気のアイテム。
スノートイでパウダースノーを満喫しよう! -
北海道の最北にある道北エリアでは、原始の自然の中での「アウトドア体験」と、開拓の歴史と木文化にもとづく「ものづくり」を組み合わせた「道北クラフト&プレイ」を推進しています。 その中でも人気が高まっているのが、新しい冬遊び「スノートイ(雪板)」。 手作りの板で、北海道のパウダースノーを遊んでみませんか。
- サーフィンのように滑るスノートイ。
大人も子どもも自由に遊べるのが魅力。 -
雪板とも呼ばれるスノートイ。聞きなれない名前かもしれませんが、シンプルな板でサーフィンのように雪の上を滑るアイテムです。 一般的には、薄い板を貼り合せて作るのが「スノートイ」で、1枚の板から削りだして作るのが「雪板」とされています。 スノートイの最大の魅力は、何といってもその自由さ。 スノーボードとは違ってビンディングがないため、長靴やブーツでも遊ぶことができます。また、エッジもついていないので子どもにも安心です。 本格的なバックカントリーから庭先の雪山まで、どこでも気軽に楽しめるため、その人気が徐々に高まってきています。
- サーフィンのように滑るスノートイ。
- 世界にひとつのスノートイを作りに、
美深町にあるクラフト体験の拠点へ。 -
そして、スノートイのもうひとつの魅力が、簡単に板を自作できることです。 自分が乗ってみたい板をデザインして、そのまま自分でカタチにできる喜びは、スキーやスノーボードではなかなか味わうことができないものです。 ウインターレジャー天国の北海道には、手軽に本格的な道具が借りられるクラフト体験施設も充実。 旭川市から北へおよそ2時間の場所にある、美深町の「アートビレッジ恩根内」では、オリジナルのスノートイを作ることができます。 雪が積もっていれば、出来たてのMYスノートイで雪面のサーフィンが楽しめますよ。
- 世界にひとつのスノートイを作りに、
- スタッフの指導で工具を使いこなす。
ものづくりの面白さを思い出す瞬間。 -
それでは、基本的なスノートイの作り方をご紹介しましょう。 適当なサイズのベニア板4枚を木工用ボンドで貼り合わせたら、ロッカーの型に沿って木ネジで固定します。 ボンドが完全に乾いたら、板のアウトラインを下書きします。 型を使って書いたアウトラインを、ジグソー(小型の電動ノコギリ)で切っていきます。 ジグソーの使い方もスタッフが指導してくれますが、初めて使う人は端材などで練習してから本番に臨みましょう。 危険な作業なので、最後まで集中力を切らさないように。 できる限りライン通りに切ると、あとの作業が楽になります。
- スタッフの指導で工具を使いこなす。
- イメージを少しずつカタチにしていく。
自分好みに仕上げる楽しさを味わって。 -
板を切り抜いたあとは、上手く切れなかった部分を削り、アウトラインを整えましょう。 それから、表面、裏面、横面を電動ヤスリでていねいに磨いていきます。 磨きあがったところで、全体的に水性ウレタンニスを塗装します。 表面がツルツルになるくらいまで、3~4回は重ね塗りしていきます。 合板のスノートイの場合、特にサイドにはしっかりニスを塗って防水加工をしておきましょう。 最後に、デッキパット(滑り止め)とリーシュコード(流れ止め)を取り付けて完成です。 せっかくですから、デッキパットのデザインも自分好みのものを。
- イメージを少しずつカタチにしていく。
- 大切なのは子どもの頃のワクワク感。
作って楽しむ、新しい冬遊び体験を。 -
スノートイが完成したら、乗り心地を試してみましょう。 やわらかい木のソールなので、アイスバーンは避けて、なるべくやわらかい雪質を選んで乗ってみてください。 真冬の北海道はパウダースノー天国ですから、スノートイを楽しむには最高です。 ふかふかのパウダースノーの上を滑る気持ちよさは、一度味わったらやみつきになるほど。 はじめての人でも、何度かチャレンジしているうちにコツがつかめるようになるそうです。 作るのも、遊ぶのも、まずはワクワクする気持ちを一番に、とっても爽快な「雪遊び」を楽しんでみてはいかがですか?
- 大切なのは子どもの頃のワクワク感。
道北着地型観光プロモーション推進協議会 事務局長
小栗 卓さん自分で作った板で遊ぶスノートイは、まさに私たちが提唱している「クラフト&プレイ」のエッセンスがつまったアクティビティです。 子どもの頃のソリ滑りのような感覚で、パウダースノーの上を自由に遊んでみませんか。 スノートイに多少のデコボコや色ムラがあっても、手作りならではの味わいになります。 ご家族やお仲間同士で道北を訪れて、スノートイづくりとパウダースノーをぜひご体験ください。
道北着地型観光プロモーション
推進協議会(事務局:美深町観光協会内)〒098-2238 中川郡美深町字開運町 交通ターミナル内
01656-9-2470
スノートイ(雪板)づくり
- 場所
- 中川郡美深町字恩根内25 アートビレッジ恩根内他、町内クラフト体験施設
- 期間
- 11月1日~3月31日まで
- 時間
- ①9:00~12:00 ②13:00~16:00 3時間程度
- 料金
-
1枚15,000円~
形状、材料による