北海道の基礎知識

国立公園・国定公園・北海道立自然公園

まさにオンリーワンの環境。北海道の自然は守られています。

日本で最も北にあり、まわりを海に囲まれている北海道には、本州とは異なる独自の自然環境があります。
北海道の大きな魅力である豊かな自然環境や野生生物を保護し、訪れた方がそれらの自然と親しむためにきちんと管理されているエリアが、道内には多く点在しています。

  • 国立公園とは

    日本を代表する自然の風景地で、環境大臣が指定し、国が管理します。

    北海道の国立公園

    1. 利尻礼文サロベツ国立公園
    2. 大雪山国立公園
    3. 支笏洞爺国立公園
    4. 知床国立公園
    5. 阿寒国立公園
    6. 釧路湿原国立公園
  • 国定公園とは

    国立公園に準ずる自然風景地で、北海道の申し出を受けて環境大臣が指定し、北海道が管理します。

    北海道の国定公園

    1. 網走国定公園
    2. 大沼国定公園
    3. ニセコ積丹小樽海岸国定公園
    4. 日高山脈襟裳国定公園
    5. 暑寒別天売焼尻国定公園
  • 北海道立自然公園とは

    北海道を代表する国立・国定公園に次ぐ自然の風景地。北海道が指定し、管理します。

    北海道立自然公園

    1. 厚岸道立自然公園
    2. 富良野芦別道立自然公園
    3. 檜山道立自然公園
    4. 恵山道立自然公園
    5. 野付風蓮道立自然公園
    6. 松前矢越道立自然公園
    7. 北オホーツク道立自然公園
    8. 道立自然公園野幌森林公園
    9. 狩場茂津多道立自然公園
    10. 朱鞠内道立自然公園
    11. 天塩岳道立自然公園
    12. 斜里岳道立自然公園
  • ジオパークとは

    世界ジオパークネットワークの審査を受け、加盟を認定された地域で、地球(ジオ)科学的に重要な自然遺産を含む、自然に親しむための公園のことです。2015年現在、日本では8ヵ所が認定されています。

    北海道の世界ジオパーク

    1. 洞爺湖有珠山
    2. アポイ岳
  • ラムサール条約とは

    正式名称は「特に水鳥の生息地として国際的に重要な湿地に関する条約」。絶滅の危機に瀕する生物たちにとって貴重な自然環境を保つための条約です。2012年7月には大沼が加わり、現在は13ヵ所が登録されています。

    北海道のラムサール条約登録湿地

    1. 釧路湿原
    2. クッチャロ湖
    3. ウトナイ湖
    4. 霧多布湿原
    5. 厚岸湖・別寒辺牛湿原
    6. 宮島沼
    7. 雨竜沼湿原
    8. サロベツ原野
    9. 濤沸湖
    10. 阿寒湖
    11. 風蓮湖・春国岱
    12. 野付半島・野付湾
    13. 大沼

世界遺産「知床」

2005年に世界自然遺産に登録された知床。「知床」はアイヌ語ではシリエトク、地の果てという意味です。そんな人を寄せ付けない原始の面影を強く残すこの地は、早くから国立公園の指定や地元住民の協力など、適切な保護を受けてきました。世界に誇れる厳しくも美しい自然は、後世へ向けて大切に守られているのです。

  • 斜里町 知床五湖
  • オジロワシ